日焼け・日焼け止め

日焼け後のケアで大事なことって?顔が赤いアナタを救う対処法!

強烈な紫外線日が長くなってきて、春の訪れを感じる季節になりましたね。暖かくなってくると、外におでかけする機会が増えます。会社の仲間とお花見やお友達と遠出、子どもとピクニックなど楽しいことがたくさん待っていることと思います。

ですが暖かくて気持ちいい反面、日に当たる分日焼けが気になる季節でもあります。楽しい分ケアを忘れて帰ってきたら「顔が赤い!」「痛い!」なんてことありませんか?

私もその一人で、日焼けをして赤くなるけれど黒くならない体質のため、ケアなど気にせず「どうぞ焼いてください」と肌を差し出していました。外に遊びに行くと顔が真っ赤ということはいつものことでした。

無防備な状態で、沖縄で遊んでいた時でした。あまりの暑さと日射しに肌がやけどしたかのような赤み、痛みでとても辛い経験をしました。仕事の前にサッカーの試合に行って顔の赤いまま仕事へなんてこともありました。

日焼けで顔が赤くなって痛いと十分に楽しめなかったり、集中できなかったり、周りの人からの視線も何だか気になったり、あまり良いことがありません。肌のトラブルも起きてしまうかもしれません。そこで今回は、これからのおでかけシーズンを気持ちよく楽しむために、特に日焼けしてしまった後のケアに注目して、正しい日焼けケアを紹介したいと思います。

そもそもどうして肌が赤くなるの?

日焼けの原因

ケアを紹介する前に、どうして日焼けをして顔が赤くなってしまうのかを知っておきましょう。日焼けといえば黒くなるというのが一般的なイメージかと思います。また黒くならずに赤くなるという人もいますよね。赤くなる状態を「サンバーン」、黒くなる状態を「サンタン」と言います。

「サンバーン」はやけどをしている状態で、紫外線が肌の表面に影響を与えているので、赤くなって痛くなってしまいます。「サンタン」はメラニン色素が増加する現象で、黒くなるだけで痛みはあまりありませんがシミなどになってしまうかもしれません。

三つの肌タイプ

私は元々肌が白い方で赤くなって普段の肌に戻ることが多いのですが、日本人には3つの肌のタイプがあるそうで以下の3つになります。

①「赤くなりやすいが黒くなりにくい人」
②「赤くなったあとに黒くなる人」
③「赤くならずに黒くなる人」

メラニン色素によってタイプが分かれています。一番注意しなければならないのは①の私のような人です。今までどれだけ肌を痛めつけていたのか考えるとゾッとします。ケアの方法を早く知っていればよかったです。どのようなケアが良いのか早速見ていきましょう。

日焼けしてしまったらどう対処すればいいの?

では日焼けをしてしまって肌が赤くなってしまったら、どう対処すればよいのでしょうか?日焼け直後のケア、アフターケアを紹介します。

日焼け直後のケア

日焼け後の72時間以内に正しいケアをすることで、肌への影響を最小限に抑えることができます。3日以内と考えるとできそうですよね。

①冷やす

氷で冷やす肌が日焼けで赤くなってしまったら、できるだけ早めに冷やしましょう。顔の場合は冷やしたタオルやタオルに巻いた保冷剤などを使いましょう。背中など広い範囲であれば、冷たいシャワーを浴びるなど患部全体を冷やしましょう。

氷や保冷剤を使うときはタオルなどを使って間接的に冷やすことで皮膚へのダメージを抑えることができます。

②保湿する

パックで保湿

日焼けした肌はとても乾燥している状態です。冷やした後に保湿することで後の肌トラブルを防ぐことができます。肌が弱っている状態ですので、敏感肌用の化粧水を使ったり、こすらずに優しくおさえてなじませたりなどの注意が必要です。

乳液などもあれば仕上げに使うことをおすすめします。乾燥して皮がポロポロはがれてくるなんてことも予防することができます。

③水分補給

しっかり水分補給日焼け後は肌だけでなく、体内の水分も不足しています。水やスポーツドリンクを飲んで体の疲れとともに体内から日焼けケアをしましょう。

日焼け後のアフターケア

日焼け後のアフターケア日焼け直後のケアも大切ですが、日焼けしてからの継続したアフターケアも大切です。赤みや痛みを抑えることだけでなく、肌トラブルを防ぐことができます。日焼け後の肌トラブルとしてシミやそばかすがあります。日焼けから1日ほど経ち肌が落ち着いたら、美容液やパックなどを使って肌に潤いを与えましょう。

私は顔パックを冷蔵庫に入れていました。いつもの顔パックよりも冷たくて気持ちいいのでやみつきでした。気持ちいいからと言って長くつけているとかえって乾燥してしまうので注意が必要です。肌の手入れと合わせて、体の調子を整えることも必要です。十分な睡眠をとることや栄養をしっかりとることが肌の調子を整えることにつながります。

日焼けをしない予防も大切

日焼け後のケアについて紹介してきましたが、日焼けをしなければケアをする必要はなくなりますよね。全く日焼けをしないことは難しいですが、日焼けを最小限に抑えることはできます。日焼けに対する準備として予防法を知っておきましょう。

日焼け止めを塗る

「どうせ日焼けするし、汗で流れるしいいや」と日焼け止めを塗らない方はいないでしょうか。私はその一人でした。肌が赤くなるだけだからとほうっておいていましたが、自己管理をして仕事も遊びも両立させようと思い、夏場は塗るようになりました。

日焼け止めには、遮断効果に違いがあるので場所や時期に合わせて使うとベストです。また数時間ごとに塗り直すことでより効果的に日焼けを防ぐことができます。

体の内側から予防する

ビタミンで栄養補給肌に直接ケアするだけでなく、体の中からケアすることで日焼けに対して予防することができます。健康な肌を維持するために効果的な栄養素はビタミンとミネラルです。ビタミンは、紫外線の影響を和らげてくれます。

特にビタミンCはシミやそばかすの原因であるメラニン色素の合成を抑える効果があります。野菜だとトマトやブロッコリーなど、果物であればいちご、キウイなどが挙げられます。

ビタミンEには、抗酸化成分が含まれておりメラニン色素の活性化を促す活性酸素を取り除いてくれます。抗酸化成分はリコピンにも多く含まれており、トマトやバナナなどから取り入れることができます。ミネラルは、細胞分裂や細胞の再生を助け、ビタミンと同じくシミやそばかすを防ぐことができます。ホタテや牛肉、大豆製品に多く含まれています。

まとめ

1.日焼けの原因は紫外線によるメラニン色素の増加。肌が赤くなるのは、やけどをしている状態。

2.日焼け直後のケアは72時間以内が勝負。冷やす、保湿する、水分補給のスリーステップ。

3.日焼けのアフターケアも大切。美容液、パック、規則正しい生活でシミ・そばかすなどの肌トラブルを防ごう。

4.日焼けする前にまず予防。こまめに日焼け止めを塗ることや食生活で体の中からケアすることで事前に日焼けに強くなろう。

 

日焼けをして顔が赤くて痛い時に、ほうっておいたり、間違ったケアをしたりするのは今日で終わりにしましょう。日焼け後のケアや予防で肌を健康に保ちましょう。これからのお出かけシーズン、たくさんの思い出をキレイな顔で写真などの形や記憶に残せるようにお肌をいたわって気持ちよく楽しみましょう。

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