日焼け止めが機内持ち込み可能かどうか悩む人って多いみたいですね。
twitterにも、何も知らずに保安検査場を通過しようとして、没収されるという悲しい現実に遭遇した人も少なくないみたいです。
日焼け止め機内持ち込み禁止で処分された……\(^ω^)/おわた
— ノ夜?? (@vampirefever0) August 22, 2018
間違えて110mlの日焼け止めを機内持ち込みにしてしまって没収されるの巻。残り少なかったから別にいいんたけど、そんな過ちを犯した自分にビックリ。
— ろとれと????Rotoreto (@rotoretravel) November 26, 2019
うっかり日焼け止めを機内持ち込み荷物に入れたら100ml越えてて没収され、日焼け止め難民。アルコールが入ってなくて石鹸で落とせて白くならないの売ってない。。子供用の買ったらハッカ油が入ってて顔が痛い。結局キュレルの買いなおした。
— May (@PineMay) July 4, 2018
実は、日焼け止めって『液体物の機内持ち込み』の制限に引っかかってしまうので飛行機に持ち込む際に注意点が必要となります。
基本的に”国際線”の話がメインなので、国際線で日焼け止めを機内持ち込みしたい方は参考にして下さい。
記事の後半で国内線についても軽く触れます。
日焼け止めは機内持ち込みできる?
国際線の場合ですが、日焼け止めの容量が100ml(100g)を超えるかどうかがポイントになります。
100mlを超える場合
どう頑張っても、手荷物としては機内持ち込み不可。ただし、スーツケース等に入れて、チェックインカウンターで荷物として預ければ、持ち運べる。
100ml以下の場合
100ml(100g)以下の容器に入れ、容量が1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック製袋に入れれば、手荷物として機内持ち込みが可能。
100ml以下の場合の、具体的な機内持ち込み方法については、のちほど解説したいと思います。
日焼け止めクリームは持ち込み可?
国交省にて『量的制限の対象となる液体物のリスト』というものを出しているのですが、日焼け止めクリームも、機内持ち込みが制限される液体物に該当してしまいます。
そのため、100mlを超えるものは手荷物としては持ち込みNG、100ml未満であれば、適切な方法(後述)であれば手荷物として持ち込みOKとなります。
日焼け止めスプレーは持ち込み可?
『量的制限の対象となる液体物のリスト』にスプレーについても書いてあります。
結論から言うと、日焼け止めスプレーも、機内持ち込みが制限される液体物に『該当』することになりますので、日焼け止めクリームと同じ扱いを受けることになります。
おまけ:医薬品類について
基本的に、日焼け止めに限らず、クリーム、スプレー、ジェルなどは、『機内持ち込みが制限される液体物に該当する』って覚えておけばいいのですが、
『医薬品類』のクリームやスプレーなどは、例外的な扱いがあります。
具体的な品目は割愛しますが、「医薬品」として保安検査場の検査員に申し出れば、100mlなどの手荷物制限が外れることになります。
液体物の機内持ち込み制限とは?
日焼け止めというより、液体物については、国交省の決まりで、機内持ち込みについて制限があるんですね。
前述の『量的制限の対象となる液体物のリスト』に該当する液体物については、
100ml(100g)かどうかで、機内持ち込みNG or 手荷物としては持ち込みOK
という判定がされることになります。
持ち込み制限の対象となる液体物一覧
日焼け止め関連(ジェル、スプレー、クリーム等)については、持ち込み制限の対象となる液体物になってしまいます。
日焼け止めを機内持ち込みするための方法は?
さて、日焼け止めスプレー、クリーム、ジェル等については、機内持ち込みが制限されてしまう液体物となってしまいますが、 100ml(100g)であれば機内持ち込みができます。
その方法ですが、
ココがポイント
100ml(100g)以下の容器に入った日焼け止めを、容量1リットル以下のジッパーの付いた透明プラスチック製袋にいれましょう。
ココに注意
持ち込みに利用できる透明プラスチック製袋のサイズの目安ですが、縦20㎝以下×横20㎝以下としてください。
【イメージ図は以下の通りです。】
なお、マチ付きの物は容量が1リットルを超えてしまうため使用できません。
超重要1
100ml以下の容器であったとしても、透明のプラスチック製袋に入れていない場合、機内持ち込みができません。没収です...
超重要2
この方法でも持ち込みは、一人につき1つのみとなります。 ※100ml超えるものは手荷物としては無理なので諦めましょう...スーツケース等に入れて事前に預けておけば持ち込み可なので、保安検査場には持って行かないようにしましょう。
国内線の場合は、日焼け止めは機内へ持ち込めるの?
結論から言うと、機内持ち込みOKです。 国内線の場合は、『1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下で、お一人さまあたり2kgまたは2リットルまで』は機内持ち込みOKとなっています。
参考:JAL_HP(化粧水・香水など液体物の持ち込みはできますか)
まとめ
- 国際線の場合、日焼け止め(スプレー、ジェル、クリーム)は機内持ち込みが制限される場合があるので要注意!!
- 100ml(100g)を超える日焼け止めは、手荷物での持ち込みは諦めよう。スーツケース等に入れて事前に預けておけばOK。
- 100ml以下の容器であれば、日焼け止めも機内持ち込みが出来る。透明プラスチック製袋に入れて、手荷物として持ち込もう!
- ジップロック大活躍!事前に準備しておこう。
- 国内線はだいぶ緩い。
Have a good trip!!
ところで、メンタリストDaiGoがyoutubeで、広域スペクトラム対応の日焼け止めが良い、と言ったことがあるのはご存知ですか?
実はアメリカの皮膚科学会でも、広域スペクトラムの日焼け止めは良い、と発表していたりします。
そもそも広域スペクトラムとはなんぞや?という方向けに記事を書いていますので、よかったらそちらもどうぞ。
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