五月病 新社会人

新社会人の五月病対策に効果的な方法とは?上手に憂うつを乗り越えよう!

学校を卒業してこの春から社会人になる皆さん。

「一社会人として頑張るぞ!」とか、「やりたいことができるのは楽しみだ!」と、期待に胸を膨らませていることと思います。新卒ではありませんが私もこの春から新しい仕事につくので、楽しみにしています。

しかし、期待に胸を膨らませる一方で、もちろん楽しいことだけではないという不安もあることと思います。社会人になってみないとわからないこともありますし、実際にやってみてうまくいかないこともあると思います。慣れない環境や人付き合い、理想と現実のギャップ、気疲れ、通勤ラッシュ、緊張と見通しの持てない日々などなど…。

仕事なので、どれもどうしようもないですが、毎日ひたすらに頑張り続けて疲れがたまっていくと、五月病が心配です。そこで今回は新社会人のみなさんが、疲れやストレスとうまく付き合って五月病を乗り越えていったり予防したりするための方法をご紹介します。

五月病対策には睡眠がとにかく大事!良質な睡眠で日々を快適に

五月病対策といっても、めまぐるしい日々の中ではいろいろなことに目を向けてはいられないですよね。なのでまず第一に五月病対策として、何より疲労回復に大きな役割を担っている睡眠を大切にして欲しいんです。

社会人になっても、学生の時の生活習慣そのままに寝だめや夜遅くまで起きて活動するなどしてしまったり、毎日忙しくて同じ時間に就寝・起床できなくなってしまったりしている方多いんじゃないでしょうか?

しかし、そうして睡眠リズムが乱れてしまうと、寝ても疲れがとれない、夜眠れない、日中眠いなどの症状を招いてしまいます。その結果心身ともに疲れをためてしまうことで五月病の原因となり、仕事はもちろん生活にも支障をきたしてしまうんですよ汗。

なかなか大変なことではありますが、社会人は自己管理も当たり前のこととして求められます。良質な睡眠をとって体調管理に努めるために、具体的に意識すると良いことをご紹介しますのでぜひ試してみてください。

睡眠サイクルを意識した時間で睡眠をとる

睡眠にまつわる話として、レム睡眠(脳は起きているが体は眠った状態)とノンレム睡眠(脳も体も眠っている状態)という言葉をよく聞くと思います。人はこれを繰り返して眠っているのですが、まず入眠時にノンレム睡眠に入り、個人差はありますが90分ほど経つとレム睡眠に入ります。

ノンレム睡眠時に起床すると目覚めが悪いため、レム睡眠時に起きることが良い目覚めに関わってきます。レム睡眠時に起床することを考えると、90分単位で睡眠時間を設定することが快適な目覚めのポイントになるということですね。例えば目覚まし時計を6時間後や7.5時間後に設定して就寝するということです。

ただ、先にも述べたように睡眠のサイクルには個人差があり、その幅は90〜120分とも言われています。そこで、自分の睡眠サイクルを知りたいという方は睡眠計測アプリが手軽でオススメです。自分の睡眠がどのようなサイクルになっているかを記録してくれます。

自然と眠りの浅い時刻にアラームを鳴らしてくれるのでいい目覚めの手助けもしてくれますし、睡眠状態の記録をすることによって、「ストレスを多く感じている日は眠りが浅かったな」とか自分自身の体の状態と日々の過ごし方が睡眠にどんな影響を与えているかも考えることができるので、対策を立てやすくなります。

さらに、睡眠サイクル以外にも押さえておきたいことがあります。良質な睡眠のためには最初のノンレム睡眠で深く眠れていることが大事だということです。そこで次に、最初のノンレム睡眠を深くするために良いことをご紹介します。

スマホやパソコンは就寝1〜2時間前まで

ゲームやSNSなどが気になり、特にスマホが手放せないかもしれませんが、ブルーライトには覚醒効果があり、良質な睡眠の妨げになります。また、ゲームやSNSで脳の活動量が増加することも入眠の邪魔をするので就寝前はスマホやパソコンから離れるようにしましょう。

食事は就寝2〜3時間前までに済ませる

食事をすると胃腸が活性化するので、良質な睡眠のためには食事は2〜3時間前に済ませるのがベストです。忙しくてつい夜ご飯を食べる時間がなかった、といって遅くに食べることになってしまったときは、消化の良いもので軽く済ませるようにしてくださいね。

入浴は就寝の1時間半前に済ませる

人は体温が下がると眠くなります。この性質も良質な睡眠をとるために大事な要素となっています。入浴をし、温まった体温が下がっていくことで眠りを促すのですがそれには1時間半かかります。なので、就寝の1時間半前に入浴を済ませると良いのです。時間がないときや体調がすぐれないときは、足湯や手湯でリラックスしてくださいね。

軽いストレッチを行う

ストレッチといっても、無理なものは必要ありません。
例えば、仰向けに寝て両手を上に、足先を下にして体を思いっきり伸ばす、座った姿勢で足の裏を合わせて股関節を伸ばす、足を開いてもも裏を伸ばすなどなど、簡単なストレッチで心身をリラックスさせてあげましょう。
ストレッチは睡眠の1時間前が効果的。入浴後に行うことで睡眠の質をさらに高めてくれます。

ストレスとの付き合い方を身につけてリラックスして過ごそう

五月病の対策はまず睡眠からということでその方法をご紹介しましたが、そのほかの対策としてはとにかくストレスや疲れをためないということが大事です。

とはいえ、学生の時と息抜きの仕方は少し変わってくることを忘れずに。
例えば、かえって疲れをためたりハメを外すような遊び方やストレス解消をしないことです。

周りの友人もだんだんと余裕がなくなってくるのは同じなので、新入社員同士や心を許せる人と話して息抜きをするのもいいですね。それから、適度な運動もストレス解消になります。一駅歩く余裕がなくても、階段を使ってみようとか、小さなことからでいいんですよ。好きなことに没頭して悩みのタネを忘れるのもオススメです。

また、社会人になってうまくいかないことも多いかと思いますが、自分を苦しめるような考え方を変えてみることも大切。今は失敗して当然、完璧にやらなくていいんです。自分の疲れに気づいてあげるように。自分で自分を守ってあげてください。

今の体調や精神状態を把握してその都度必要な対策をして、うまくストレスと付き合っていきましょう。そして自分なりの社会人としてのライフスタイルを確立させ、どんどん職場で活躍してくださいね!

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