初夏のころ梅雨の時期になるとあらわれるゴキブリ、まったくもってウンザリです。台所や風呂場でいきなり出くわすと、視線はそのままで殺虫剤に手を伸ばしますよね。高温多湿の梅雨、ただでさえ乾かない洗濯物に頭を抱え、さらにゴキブリまでなんてイヤ過ぎます。殺虫剤、バルサン、ホウ酸ダンゴ、手元にあるもの全てで撃退したいところです。
ですが残念ながら、梅雨の時期に入るとゴキブリは繁殖期になります。文字どおりネズミ算式に数が増えるので、殺虫剤などではその場しのぎにしかなりません。
私も調べてみて納得したのですが、ゴキブリ対策って年間を通して行うものなのです。これから梅雨を迎えるまで、どんな対策があるのかを解説したいと思います。まだ間に合います、今年の梅雨はゴキブリに出くわさないようにしたいですね。
ゴキブリ対策のために知っておくべき3つの習性
まずはゴキブリの習性について、どんな行動をするのかを知ることが対策の手始めです。
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- とにかくどこからでも侵入する
- 水だけで生きることができる
- 雑食性で何でもエサにする
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こんな習性だと、どこにでもいるなと気味が悪くなりますね。
ですが、この3つがゴキブリ対策につながります、これをしっかり頭に入れておきましょう。
梅雨の時期までに行うゴキブリ対策
前述した3つの習性を考えながら、この2つの対策をしていきます。これらは梅雨の時期だけでなく、年間を通して行っていくことで、ゴキブリと遭遇する回数を減らすことにつながります。
屋外から屋内に侵入させない
とにかく、どこからでも侵入するのがゴキブリです。外をうろつくゴキブリを家や部屋の中に入れないこと、まずはこれを意識しながら侵入経路を潰していきましょう。
玄関は人や物の出入りの時、窓枠は換気をする時、そして排水溝を伝って侵入してきます。玄関に関しては、ドアの開け閉めの時に注意する。窓枠は網戸を閉めて換気を行うこと、窓を閉める時は網戸の隙間をチェックする。
そして見落としがちなのが排水溝、ゴキブリは短時間なら水中でも行動できます。
細かい場所ではエアコンの配水管、台所の換気扇からも侵入してくるので気をつけましょう。
私は風呂場や台所の排水溝にネットを張ります、さらに部屋や風呂場でお香を焚きしめておきます。ミントやラベンダーの煙の匂いをゴキブリは嫌います、梅雨の時期からでしたら虫除けとして使えるので便利ですよ。
エサとなるような物を置かない
ゴキブリは脂肪体という栄養を蓄積しており、水だけで40日間ほど生きます。さらに木くずや段ボール、人間のフケや皮脂などの老廃物をエサとする雑食性を持ちます。屋外からの侵入を防ぐのと同じくらい、エサとなるものを置かないことが重要なのです。
食事をした後の食べ残し、飲み残しなどはジップロックのような保存容器や袋などで収納保存を心がけること。コンロや換気扇周りの油汚れ、生ゴミを入れた袋は、こまめに拭き取ったり
捨てるようにしましょう。
それにしてもこの雑食性です、食べ物の保存や生ゴミ処理だけで対処できるのか不安がありますね。できる限り、台所や風呂場など水まわりを清潔にする、こまめに部屋を掃除する。
実効性を考えると完全には処理するのは難しいですね、それでもこれだけ気をつければゴキブリに遭遇する頻度は減るでしょう。
まとめ
1.ゴキブリ対策は、3つの習性を頭に入れておくことから始めましょう。
2.屋外から侵入させない、屋内に居座らせないことがゴキブリ対策の要点です。
梅雨の時期にゴキブリはつきものです、しかし、今年は対策を準備万端に整えましょう。