俗にいう初節句。女の子は3月3日。男の子は5月5日ですね。 初節句のお祝い金ってもらいますけど金額にかなり差がありますね。昔は五月人形やひな人形を送ってくれる親族もいます。
ですがどちらかというとお祝い金としてお金だけを渡すのが主流だそうです。子供がすくすく育つようにという事なんでしょうね。
まぁ、今はどこも核家族ですし、収納の大きい家に住んでいる人でないと人形貰っても荷物になります。ハッキリ言って邪魔ですから使い勝手のある現金をもらったほうが親御さんも喜ぶでしょう。
お祝い金のお返しは幾らくらい返せばいいの?
目安として大体貰った祝儀の3分の1くらいですね。ですから3万ならば1万返すくらいがベスト。
全額返すのも相手の気持ちを全部返すことになりますし、あんまり少ないと相手に失礼です。だいたいそれくらいで考えると相手の気持ちも貰いつつ、こちらの気持ちの伝えつつの金額になるのではないでしょうか?
ま、気持ちとしては全部貰いたいですけどね(笑)
お返しはいつまでに返した方がいいの?
これはすごく悩むところだと思います。これは節句があった1ヶ月以内ですね。
あんまり遅いと「え、なに?今頃?」とあまりいい印象はありません。忙しいとは思うのですが、早めにお返しはしてあげた方がよさそうですね。
一番お金をかけてくれた祖父母には何を返したらいいの?
すごく奮発してもらって申し訳ないわぁ・・・と考えてしまいますよね。3分の1といっても額が額だしなと思ってしまいます。
でも、おじいちゃんもおばあちゃんも、お返しが欲しくてお金を送ったわけではないんですよ。子供が生まれてめでたい、ありがとう、元気に育ってくれよという意味で祝い金を送ってくれているんです。
ですからお返しはそんな愛しい孫との親しみの時間がお返しにはいいのではないでしょうか?
一緒にご飯を食べる時間を作ってあげる、いわゆる食事会が一般的。別に自宅でやらなくてもお店でやれば後片付けはしなくてもいいですしね♪
義理の両親には何を返すべき?
その家庭によっては「お返しなんて別にいいのよ」というところもあると思います。でも、義理のお母さんに「お返しいりますか?」とは聞きにくいですよね。
まるで「えー、お返し欲しいの?」や「お返しが欲しいって言ったらホントケチ」とお姑さんに喧嘩を売っているようにも見えてしまいます。旦那さんはそういうのわからないんですけどね。
ですから、旦那さんに「お義母さんにお返し何がいいか聞いてもらえるかな?私、センスがないからお義母さんが喜びそうなものわからなくって」といいましょう。 すると旦那さんは「うん、わかった」か「なんでもいいよ」の2択だと思います。
「なんでもいいよ」の場合、旦那さんが全く聞く気がないので旦那さんをたてて「貴方のお義母さんだもの。悪いことしたくないの。ね?お願い。」と言ってみてください。たいていの旦那さんはメンツや立場をたててあげるとお願いは聞いてくれます(笑)
お祝い金のお返しをお金以外で返す場合はどうする?
お金をお金で返すのも気が引けてしまうな・・・という方はこちら。まず、実用品ですね。お菓子やタオル、洗剤なんか喜ばれるのではないでしょうか?
毎日使うものや食べられるものはいいと思います。お金は送りたくないけれどもっと実用的なものをいう方は商品券、カタログギフトなんかもいいのではないでしょうか?
お返しはしっかりお金で返したいという方は
紅白5本の水引きがついている、またはプリントされているのし袋を用意します。表書きは「内祝い」もしくは「初節句内祝い」と書いてあげましょう。氏名を書くところは子供宛てに頂いたものですから子供の名前だけかいてあげればOKです。
お返しには一緒に子供の写真もつけてあげるとよりグッド!!
まとめ
初節句で大切なのはお返しです!!
初節句は子供のお披露目という意味もありますけれども、親せきや友達、知人に「うちの子供をこれからもよろしくね」というあいさつです。子供に何かあった時、もしくは自分に何かあった時、子供の面倒を見てくださいということです。ですからお返しをする内容も大事になります。
ましてや、お姑さんへのお返しは「これからもよろしくお願いします」というメッセージも含まれています。返事の仕方がなっていないと「なんと常識知らずな」「こんな嫁を貰って恥ずかしい」と思われてしまいます。これからの親戚付き合いにも亀裂が生じてしまいますね。
ですから、お返しは「あいさつ」と共に「あなた自身も見られている」んです。子供のためにも自分のためにも正しいお返しがしたいですね。
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