端午の節句はお祝い事なのでなにか食べ物を用意したいですよね。
なんとなく柏餅かちまきなのは知ってるけど…?ということで、端午の節句にふさわしい食べ物をご紹介します。
家族で楽しく過ごすのはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんを呼んで盛大にお祝いするご家庭もあるかもしれません。親戚が集まってのお祝い事なのに、食べ物のことで「常識のない親ね」なんて思われたくないですもんね。
端午の節句にふさわしい食べ物はこれ!
柏餅
東日本は柏餅のところが多いです。日本独自の風習で、柏の葉の特徴にあやかっています。その特徴とは、新芽が出ないと古い葉が落ちないこと。子孫繁栄の意味を持っています。
ちまき
逆に西日本はちまきのところが多いです。中国由来で、邪気を払うもの、災いを防ぐものとして食べられてきました。
ところでちまきと呼ぶものには、お餅のちまきと、おこわの中華ちまきがありますよね。端午の節句で食べるちまきはお餅のほうです。柏餅やちまきは、食事会に来てくれた親戚へ帰りにお土産として渡しても良いですね。
ブリ
ブリは出世魚のため、子どもの出世を願って縁起担ぎで食べられます。
カツオ
「勝男」にかけて食べられています。
端午の節句の時期は初カツオの時期ですから、旬の食べ物からも季節を感じることができます。
タケノコ
タケノコはまっすぐ伸びること、成長が早いことから子どもの成長を願って縁起の良い食べ物として選ばれてきました。そしてタケノコも端午の節句の時期に旬を迎えます。おかずとしてブリやカツオを、タケノコは炊き込みご飯にしても美味しいですね。
ちらし寿司
もともとは桃の節句で用意するものですが、縁起が良い料理で見た目も華やか、子どもも大好きということで用意する家庭が多いです。
端午の節句で用意したい、赤ちゃんにおすすめの離乳食
生まれて初めて迎える端午の節句は初節句といいます。
離乳食に慣れている赤ちゃんなら、せっかくですし端午の節句の雰囲気を食べ物でも味わってほしいですよね。そんなときにぴったりなかわいい離乳食をご紹介します。
離乳食後期 端午の節句プレート by 小ぐまさん
(引用:クックパッド)
おかゆにほうれん草、にんじん、さつまいもを混ぜ込んで、鯉のぼりの形でお皿に盛りつけるレシピです。緑、赤、黄色の鯉のぼりがとってもかわいいです。
まだ野菜やおかゆだけ食べている時期の赤ちゃんでもこれくらいの具材なら食べられますね。このレシピのように食べられる果物を並べると写真映えもしてかわいいです。
見た目も豪華なちらし寿司ケーキのレシピ動画です。すこし固めのごはんも食べられる赤ちゃんならこちらもおすすめです。
ふつうのご飯と、青のりを混ぜ込んだ緑色のご飯、鮭を混ぜ込んだピンク色のご飯、それらを重ねた上に玉子焼きを乗せて四層のケーキにしています。
大人のちらし寿司は生モノなので分けてあげられませんが、これなら火を通した鮭なので安心して食べさせてあげられます。
まとめ
端午の節句には縁起を担いだいろいろな食べ物を用意する風習があります。
カツオはタタキやお刺身が美味しいのですが、ベテラン保育士さんが「あまり小さいうちから生魚は食べさせない方が良い」と言ってましたので火は通してあげたいですね。ブリは照り焼きに、カツオは生姜醤油で煮ると美味しいです。
美味しい食べ物で思い出に残る端午の節句を迎えたいですね。
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