お中元

今年のお中元はマンネリから抜け出してビジネスでも差をつけよう!

お中元の定番グッズ

お中元に贈るものは、誰に送るにしても毎年ある程度きまったものになってしまいます。お付き合い上に暑中見舞いのあいさつもかねた、単に形式的なものもあれば、友人や身内に贈る親しみのこもったものなどいろいろです。

中でも、一番難しいのが仕事上の関係で贈るお中元です。相手との関係によっては、その贈りもの1つが今後の社運やあなたの業績を左右しかねません。また、そのような相手は他の競合となる企業や担当者からたくさんのお中元を受け取るはずです。

そんな中、今後の付き合いの中であなた自身を一目おいてもらうために、このお中元という機会を見逃してはなりません。このお中元という伝統行事を利用して、あなたの営業スキルを100%アピールしたいものです。

そこで、今回はお中元で周りと差をつけるためにできる方法を考えたいと思います。

一般的なお中元

一般的に、お中元に贈るものにはどんなものがあるでしょうか?高島屋お中元ランキングを参考にしたいと思います。

1位:フルーツジェリー
各種フルーツのジェリータイプの飲み物

2位:麩つめ合わせ
お吸いものやお味噌汁に浮かべる麩の詰め合わせ

3位:ギフトセット
ジュースやゼリー、ケーキ等の詰め合わせ

4位:ドイツ産ハムセット
ハム、ベーコンなどの詰め合わせ

5位:金魚の涼風ゼリー
金魚の形をした寒天が入ったみつ豆セット

その他人気商品
ビール詰め合わせ、お茶、精肉、フルーツ、タオルなど

お中元を贈る際には、相手の趣向に沿うことはもちろんですが、ご家族のことも考えて、当たり障りのない無難なものが選ばれます。

相手が一人暮らしだとあらかじめわかっていれば、その人の趣向のみ気にすればいいわけですが、仕事上の関係の度合いによっては、あまり私生活や趣向のことなどわからない場合があります。

そうなるとやはり、無難なものを贈ることが逆に相手に喜ばれることになり、お中元の内容はどんなケースであっても、どうしても似たり寄ったりのものになることは避けられません。

お中元マンネリから抜け出る方法

お中元に贈るものをマンネリから抜け出すことは、難しいですが、でもその他の方法で周りと大きく差をつけることはできます。

それは、自分で箱から選んで、オリジナルの詰め合わせセットを作ることです。そのオリジナル詰め合わせセットに、他ではみられないアイデアを取り入れることができます。

そうすることで、全く同じ商品を贈っているにもかかわらず、相手に強い印象を与えることが可能になるのです。もちろん手間や費用は、通常の場合よりも若干かかるかもしれません。

でも、全員にそれをするわけではありませんので、1人、2人、そのような方法でやってみる価値はおおいにあると思います。

箱を選ぶ

やり手の忙しいビジネスマンの味方、アマゾンでお中元用の箱を選んでみましょう。箱を選ぶ時のコツは、何かの収納に役立つものが重宝されます。

特に子供や女性は箱を捨てずにとっておく傾向にあります。メーカー名や商品名などの書かれていない、可愛いデザインやイラスト入りのものは箱だけでも十分に喜んでもらえます。

相手が男性のひとり暮らしだとわかっていれば、黒一色の箱などはシンプルでお洒落だし、靴下やネクタイの収納などにも役に立ちます。

厚手のボール紙でできた箱だと200円くらいから購入できます。のしを後からつけますので、リボン付きのものはやめておきましょう。どんな商品でも詰めることができる深めの箱がいいでしょう。通常のお中元のサイズを参考に選んでみましょう。

予算に少し余裕のある人は缶、プラスチック、木の箱でもいいでしょう。でも、あまり費用をかけすぎると逆に反感を持たれる恐れがあるので、注意しましょう。

詰め合わせに使うグッズを選ぶ

包装紙やのしに使う紙を選んで、箱と一緒に注文します。箱のサイズに合わせて、色やサイズをみてみましょう。包装するのに自信がない方は、直接箱にのしを付けることができますので、しっかり閉じることのできる箱を選んでおけば大丈夫です。

・のし

印刷されてある、のし紙を購入できます。箱のサイズに合わせて、のし紙を選びましょう。

ただ、この印刷のし紙は確かに便利だけど、お中元のマンネリ化を増強させるアイテムの1つです。多数のお中元を効率よく失礼のないように贈るには助かりますが、思い入れのあるお中元に使うには物足りない気がします。

手先の器用な人はのしから、オリジナルで作ることをおすすめします。

・手作りのし紙

和紙などの高級紙に直筆で記入することができます。リボンには赤と金や銀の手芸用の色つきワイヤーを使います。のしのマークには、千代紙や折り紙を使います。でも、これはよほど作れる自信があればの話です。

自信のない方はやはり印刷ものを使うか、せめて和紙に直筆で書いて、赤と金銀の細目のリボンを使うか工夫してみましょう。

すき間を埋めるものを用意

商品を箱詰めする時に、安定よく見た目よく箱につめる際に使う、グッズを用意します。隙間を埋めるために、くしゃくしゃにする色付きの紙やナイロン紙を使うことができます。100均でいろんなものがありますので、見てみましょう。

100均に行ったついでに、造花を何種類か買っておくのも後で箱にスペースが余りすぎた時に役に立ちます。造花をいれておくと、箱を開けた時に美しい感動を与えることもできます。また、英字新聞を使ってもお洒落な感じに仕上がります。

商品を選ぶ

ラッピングの素材がそろったら、お中元で贈る商品を選びましょう。ビールやワイン、フルーツゼリーや水ようかん、ミニタオルや子供用のお菓子、ご高齢の方が好きそうなものなど、いろいろなものを混ぜてみましょう。

オリジナルのお中元のもっとも大きなメリットは、市販の詰め合わせでは不可能な商品の組み合わせができることです。例えばアサヒビールとキリンビールを一緒にしたり、フルーツゼリーやお吸いものセットをひとまとめにすることは、市販の詰め合わせでは不可能です。

他の人のできない組み合わせを考えて、無難な商品ではあるけれども、マンネリから脱出することができるのです。

お中元を仕上げる

では、最後にそろえた商品を箱に詰めていきます。この時に商品の隙間にクシャクシャにした紙を彩りよく埋めていきます。ジャンルの違う商品と商品の間に造化を入れたりしてもいいですよね。

また、小ぶり洋菓子やキャンディーなどを隙間に埋めると彩が華やかになります。男性向けに贈るのであれば、ティーパック(玉露や輸入ものなど)やビーフジャーキーやナッツモノなどを隙間に入れても実用的ですね。

綺麗に包装された贈り物

まとめ

普段のビジネスライフで、実績を上げたい、成績を上げたい、数字を上げたいと頑張っているビジネスマン、ビジネスウーマンはあなただけではありません。

厳しい競争の中、自分自身が他とは違う何者かであることを、相手に伝えなければなりません。そのためには、マンネリ化された普通のお中元では何の印象も残りません。その他多数の1人で終わってしまいます。

実力をアピールするのに、このお中元ほど絶好の機会はないと捉えるべきでしょう。確かにオリジナルでお中元を用意することは、多大な手間がかかります。でも、数ある競合相手から差をつけることができれば、その分の手間はあなたのビジネスのキャリアとして後で返ってくるのです。

自分だけのオリジナルのお中元で、あなたの能力をしっかりアピールして、理想的なビジネスライフを築き上げていきましょう。

-お中元
-

© 2024 めろこ