お中元

お中元に挨拶状は必要?文例を紹介しますので上司や恩師に贈る方必見です!

あいさつ文を考える

お中元は贈り物を届けることで日頃の感謝や気遣いを伝え、これからの健康や活躍を願う季節の挨拶です。贈り物と一緒にメッセージを伝える添え状やお中元をいただいた際に送るお礼状といった手紙も感謝を伝える大切なマナーです。

お中元を贈る前に送る挨拶状もお中元の大切なマナーです。お中元を贈ることを伝えることでより丁寧な印象を与えることができます。今回はお中元の挨拶状について、お中元に挨拶状が必要なのかということから上司や恩師に向けた挨拶状の文例までご紹介していきます。

お中元と合わせて挨拶状を送ろう

手紙を書く

お中元の挨拶状とは、お中元を贈ったことを伝える手紙のことを言います。お中元に手紙を同封する場合もあります。どのような場合でも、品物だけ送ることはマナーを欠き、失礼にあたります。

挨拶状を送る場合はお中元より早く届くように送りましょう。手紙の内容については以下で触れますが、フルーツやスイーツなど傷みやすい食品を贈る場合には到着日を伝えることも忘れずにしましょう。

お中元に先立って挨拶状を送ることで、突然の贈り物に驚かれることなく、丁寧な気遣いが伝わります。感謝などもより伝わりやすくなるので、ぜひ送ってみましょう。

お中元の挨拶状って必要?

お中元を贈ったことを伝える挨拶状は、実際送らないという方も多いようです。かしこまりすぎてもという声もあるようですので、親しい人へは送らず、ビジネスに関わる場合などに挨拶状を送る場合が多いです。

親族などには必要なく、上司や恩師などには送るというのが一般的になりつつあります。丁寧な挨拶をしたいという時には、挨拶状を送って間違いということはないので、送るか送らないかで迷っている方は送るとよいでしょう。

都合に合わせて挨拶状のパターンを使い分けよう

電話で話す女性

挨拶状は基本的には、手紙が最も丁寧ですが、相手との関係に合わせて他の手段でも送ることができます。手紙は上司や恩師などお世話になった目上の方に適しています。ハガキを挨拶状とすることもできます。手紙よりも手間がかかりませんがどのような相手にも送ってよい点でおすすめです。

親しい方にはメールや電話でも可能です。こちらが親しいと判断した人ではなく、普段からメールや電話でやり取りしている相手には、メールや電話でお中元を贈った旨と感謝を伝えましょう。

挨拶状の基本の文例をおさえよう

挨拶状の基本の文例は添え状や送り状などと同じ構成に、贈り物が届く旨を含めたものになります。拝啓などの頭語、時候の挨拶、日頃の感謝、贈り物が届く旨、末文の挨拶、結語といった構成が基本です。

構成をおさえて書くことが丁寧な挨拶状への近道ですので、基本の構成に合わせて、贈り物の内容や届く日、日頃の感謝などを伝えましょう。

上司へのお中元の挨拶状文例

上司に挨拶

基本の構成に加えて、贈った品物についての言葉とこれからのお付き合いについても挨拶をしましょう。本来はお伺いするべきでしたがといった言葉も入れるとより丁寧な挨拶になります

以下が上司などビジネス関係の方へ贈るお中元の挨拶状の文例です。

拝啓 酷暑の候、○○さんにおかれましてますますご活躍のことと存じます。
平素より大変お世話になっております。改めて厚く感謝申し上げます。
さて、本日はお中元のしるしとして、別便で○○をお送りしました。到着は○月○日の予定です。どうか、お納めください。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
略具ながら書中にてお中元のご挨拶とさせていただきます。
暑さも本格的になってまいりますので、お身体にお気をつけくださいませ。
敬具

恩師へのお中元の挨拶状文例

お世話になった恩師の方や習い事で現在もお世話になっている恩師の方にも挨拶状をあらかじめ送って丁寧な贈り物にしましょう。ご無沙汰している場合は、その旨を伝えて、元気に過ごしている様子を報告すると相手も安心することでしょう。

以下が恩師へ贈るお中元の挨拶状の文例です。

拝啓 夏空がまぶしく感じられることとなりました。○○先生はますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
近頃はすっかりご無沙汰してしまい、申し訳ございません。おかげさまで日々元気に過ごしております。
さて、本日は心ばかりのお品として、○○を送らせていただきました。品物は別途宅配便でお届けする予定でございます。ご家族でご賞味くだされば幸いです。
略儀ながら書中にてお中元の挨拶とさせていただきます。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
敬具

お中元と合わせて挨拶状で季節の挨拶をしよう

お中元の挨拶状は必要かどうか迷う方も多いようですが、お中元と合わせて挨拶状を送ることで、より丁寧で感謝の気持ちも伝わりやすいでしょう。特に上司や恩師に対しては、失礼のない贈り物をすることができるので、欠かさずに送りたいものです。お中元と合わせて挨拶状を送って、気持ちの伝わる季節の挨拶にしましょう。

-お中元
-

© 2024 めろこ