夏が近づいてくると、たまに近所の家の庭から美味しそうなにおいがしてきます。焦がしたようなバーベキューソースのにおいに、つい誘われて、飛び入り参加したいなと思ってしまう人も多いでしょう。
常識ある人としてはそんなわけにもいきませんから、ここは冷静に我にかえって、よし、じゃあ家でもバーベキューをしようかと思うのが一般的です。
でも、いざ庭先でバーベキューをするとしても、一体何を用意すればいいのでしょうか?そんな時に、あると便利なグッズ達をいくつかご紹介したいと思います。
バーベキューはグリルがないと始まらない
まず、必要なアイテムとは食材を焼くためのグリルでしょう。お庭の広さや参加人数に応じたグリルを用意しましょう。バーベキュー用のグリルには、卓上型、足のついたテーブル型、火鉢型、大・小・中とサイズも色々なものがあります。
驚くべきことは、車輪がついて自由自在に移動できるグリルやスーツケースのように折りたたんで持ち運べるグリルがあることです。これはあると便利な道具ですね。
ショッピングと言えば定番のアマゾン、楽天でもたくさんの種類が出ています。また、近所のホームセンターもちょっと覗いてみましょう。料金は安いもので3000円、高性能で大きグリルだと3万円くらいします。
オリジナルグリルのアイテム
自分でグリルを作りたい人には、石を積み上げたり、不要な金属系のいれものを使ってグリルを作ることもできます。
レンガやブロック
カタカナのコの字に石を組み合わせて、自家製グリルが作れます。ホームセンターやオンラインでどんなものがあるか見てみましょう。また、地域のリサイクル情報にて不要なレンガやブロックを、無料や格安料金にて入手できる場合もあります。
ステンレスプレートや鍋、その他
ちょっと深めの100均のステンレスプレートをグリルとして使う人もいます。いらなくなった鍋、塗料や食材の入っていた中・小型のドラム缶、ゴミ箱や傘立てもグリルに変身できるあると便利なグッズです。
ホットプレート、カセットコンロ
また、グリルを選んだり、購入している時間も待てない程、バーベキューに恋焦がれている人もいることでしょう。今日したいんだ!今、したいんだ!という方には、すでにご自宅にあるホットプレートやカセットコンロでもバーベキューはできるのです。
延長コードを庭先までつなげれば、ホットプレートの上でバーベキューができます。また、カセットコンロの上にフライパンか金網を載せれば、これもバーベキューです。そうすることで急場をしのぎ、後日ゆっくりグリルを選ぶこともできます。
やってみてわかる便利な物たち
- グリル
- 炭、薪
- 炭ばさみ
- 食材
- 食器
1度、実際にバーベキューをしてみれば、あれがいるな、これがいるなと検討できるようになると思いますが、この5つが最低限に必要なバーベキューのアイテムになります。他には、どんなアイテムがあると便利な道具なのでしょうか?
消火の準備
楽しさのあまりについうっかり、火事を引き起こしてしまっては大変です。消火の準備は、食材や飲み物を準備する以前に最も大切なことです。
火はちょっとした油断で、取り返しのつかない大きな災害へと発展してしまう恐ろしいものです。消火器があると1番ですが、バケツの水、ホースの水など、いつでも対応できるようにしておきましょう。
テーブルとイス
グリルの周りに直接イスを並べるのか、卓上用のグリルをテーブルに乗せるのかによって、テーブルとイスのニーズが異なります。選ぶグリルに合わせて、テーブルやイスを用意しましょう。
お気に入りをリサイクルショップで探すか、酒屋さんや八百屋さんがいらなくなったプラスチックや木のコンテナも、イスやテーブルの代用として使えて便利です。
100均でも小型の折りたたみイスやレジャーシートが購入できます。ひとまずはグリルの周りにレジャーシートや折りたたみイスで、ピクニック気分のバーベキューでもいいですよね。
ちょっと寝ころびたい場合の為に汚れてもいいクッションや座布団も用意しておくと、一休みしながら、バーベキューを楽しむことができます。
食材確保のスペース
お皿やお箸やフォークの用意はもちろんですが、食材や食器等を確保しておけるスペースがあると便利で快適なバーベキューが楽しめます。小型のテーブルやコンテナ、段ボール等に食材や食器、飲み物等をまとめて置いておくと便利です。
バーベキューを始めると、食べているものや、今焼いていいるもの、まだ焼かないものがあちこちに散乱してしまいます。また、食器や飲みも物もきちんと分けておくことで、2重3重にわたって無駄に使ってしまうことを防ぎます。
確保用の箱やテーブルに使えるものがなければ、レジ袋や買い物袋などを色別にしてこれは肉の袋、野菜の袋、食器の袋などと分けておくとスムーズにいきます。
アイスクーラー
火でアツアツに焼いた食べ物には、冷たい飲み物が格別においしく感じるものです。アイスクーラーに氷をたくさんいれて、缶ビールやジュースなどを冷やしておきましょう。ペットボトルにいれた飲み物を、冷凍庫であらかじめ凍らせておいてもいいでしょう。
冷凍庫にアイスクリーム、冷蔵庫にフルーツ等のデザートを用意しておくと、食事がひと段落した時にはいつでも家の中に取りにいけます。火の近くで食べる冷たいデザートは格別においしいものです。
ゴミ袋
ゴミ袋もバーベキューを快適に楽しむためには、欠かすことのできない便利なアイテムの1つです。分別できるように何種類が用意しておきましょう。
その都度周りを片付けながら、バーベキューをスムーズにすっきりと進めていきましょう。食べ物のかすや空き缶、空きびん、はきちんと分類しながらその都度処分していくといいでしょう。
そうすることで、最後の片づけがラクになるだけでなく、何よりも、散らばったものからの火事を防ぐことにもつながります。
その他のあると便利な道具たち
・日よけ、ビーチ用パラソル(昼間の場合)
・携帯用ランプ、アウトドア用電灯(夜の場合)
・虫よけ、日焼け止め、救急箱 (屋外での対策として)
・アルミホイル、竹串、鉄串、フライ返し、へら型の筆(その他の料理のアレンジ用)
・シャボン玉や風船、花火(バーベキューを盛り上げるため)
まとめ
ご夫婦2人で仲良く、ご家族皆様で輪になって、ご近所の方もよんで賑やかに、あるいは1人気ままにこっそりと、それぞれのスタイルでバーベキューを楽しんで下さい。そんな時間を過ごすことは、夏の疲れやストレスを癒してくれることでしょう。
ちょっとした便利なアイテムを準備しておくだけでも、バーベキューをより快適に、より楽しむことができます。また、その準備に必要なものをネットやご近所で探して企画を練ることもバーベキューのだいご味の1つでしょう。
あなただけの、とっておきの便利なアイテムを探してみましょう。