敬老の日

敬老の日に絵本の読み聞かせやプレゼントで感謝を伝えよう。おすすめの絵本もご紹介

絵本
2018年の敬老の日は9月17日です。日頃の感謝や長寿のお祝いをする敬老の日ですが、家族で会いにいったり、ギフトを贈ったりと思い思いの方法で過ごすことでしょう。子どもを連れて遊びに行けば、おじいちゃん、おばあちゃんにとって大切な一日になります。

ギフト選びには頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。お酒やお花、お菓子、洋服、宿泊券などが人気のようですが、おじいちゃん、おばあちゃんが既に持っているものや食べたことがあるものも多いので、今年はどうしようと悩んでいませんか。

そこで提案したいのが絵本の読み聞かせやプレゼントです。おじいちゃん、おばあちゃんに感謝を伝える絵本は多くあり、普段口に出しにくい感謝を、絵本を通して伝えることができます。今回は敬老の日の贈り物におすすめしたい絵本の読み聞かせやプレゼント、おすすめの絵本をご紹介します。

敬老の日の贈り物に絵本をいかがですか?

おじいさんおばあさん

敬老の日の贈り物に絵本を贈ってみましょう。食べ物などの贈り物と合わせて、感謝を伝えるために絵本を贈るとより気持ちが伝わります。「いつもありがとう」と伝えるのは、短い言葉でも恥ずかしく、つい贈り物を渡すことで省略してしまうことでしょう。

絵本には、物語があり、たくさんの言葉が詰まっています。敬老の日に合った絵本を選ぶことで、おじいちゃん、おばあちゃんに感謝を伝えることができます。絵本は形に残るものですので、贈った時のことを思い出して、何回も見返すことができるのも魅力です。

敬老の日に絵本をプレゼントしよう

敬老の日に絵本を贈る時の注意点が2つあります。一つ目が病気や死を連想する内容を避けることです。絵本を選ぶ際には表紙などのイメージなども大切ですが、中身のチェックも大切です。おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなってしまったり、病気になってしまったりといった内容は暗い気持ちにさせてしまうので注意しましょう。

2つ目は思い出や伝えたい言葉が絵本を通して伝えられるかです。おじいちゃん、おばあちゃんが登場しているからという理由で絵本を贈るだけでは、感情移入できず、感謝も伝わりにくいです。一緒に過ごした時の思い出が浮かぶ絵本やありがとうが伝わる絵本を選びましょう。

敬老の日に絵本の読み聞かせでありがとうを伝えよう

孫と絵本

絵本を渡す前に読み聞かせをすることでさらに気持ちが伝わります。読み聞かせをする際には、ぜひお孫さんと一緒に読んであげましょう。自分の孫が一生懸命絵本を読んでくれる姿は嬉しいだけでなく、成長を感じることもでき、おじいちゃん、おばあちゃんにとって何よりも嬉しいことです。

絵本を通して、感謝の言葉を伝えることと一緒に過ごす時間が思い出となって、絵本を見るたびに思い返すことができます。読み聞かせが終わったら、自分やお孫さん本人の言葉で感謝を伝えて絵本を渡しましょう。気持ちの伝わる素敵な時間になること間違いなしです。

敬老の日に贈りたいおすすめ絵本

さっそく敬老の日に渡す絵本を選んでみましょう。書店には様々な絵本があり、敬老の日に合った絵本だけを見つけるのは大変です。そこで敬老の日に贈りたいおすすめ絵本をご紹介します。思い出や伝えたい言葉を思い浮かべながら見ていきましょう。

「おばあちゃんのこもりうた」作・西本鶏介 発行・ひさかたチャイルド

おばあちゃんに小さい頃からお世話をしてもらっていた女の子のお話です。ある日おばあちゃんの具合が悪くなり、女の子が一生懸命お世話します。女の子の子守唄を聞きなが見る昔の夢やひたむきにおばあちゃんを思う女の子の姿が、おばあちゃんへの感謝を感じさせ、温かい気持ちになれる絵本です。

仕事の都合などからおじいちゃん、おばあちゃんに日頃から孫の面倒見てもらっているご家族におすすめの絵本です。日頃の何気ない感謝を伝えましょう。

「きめてよ、おじいちゃん!」作・シャンルロア 発行・光村教育図書

おじいちゃんはいつも「どっちでもいいよ」と男の子の言うことにまかせます。ある時男の子は「おじいちゃんが決めて」と言います。おじいちゃんは自分の好きなことや過ごした日々を思い出すことで生き生きとした日々が戻ってきました。

おじいちゃん、おばあちゃんに元気をだしてもらいたい、孫の成長を感じてもらいたい、孫とさらに楽しく過ごしてもらいたいなどの思いを伝えられるでしょう。

「だいじょうぶ だいじょうぶ」作・いとうひろし 発行・講談社

ぼくがいつも不安な気持ちになると「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけて助けてくれます。「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけてくれるおじいちゃんは優しくてこころ強い存在です。

おじいちゃん、おばあちゃんはいつも大らかに、助けてくれたり、時には見守ってくれたりと救われた経験のある方が多いのではないでしょうか。助けてくれた思い出とともにたくさんのありがとうを贈りましょう。

敬老の日に世界に一つだけの絵本を贈ろう

オンリーワン

敬老の日の絵本には、世界にひとつだけの絵本をオーダーメイドできるウェブサイトもあります。オリジナルの文章やお気に入りの写真なども加えることができるので、思い出の品にぴったりです。もし贈りたい絵本が見つからないという方は、オーダーしてみてはいかがでしょうか。

敬老の日を絵本で心に残る大切な1日にしよう

敬老の日に絵本の読み聞かせやプレゼントをする方はあまりいないかもしれません。ですが、いつも贈っている食べ物などとは違った良さがあり、いつまでも大切な思い出として残っていきます。

絵本というものだけでなく、絵本を通して過ごした時間はかけがえのない思い出となるでしょう。ぜひ敬老の日に絵本を贈って特別な一日を過ごしてみましょう。

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