夏といえば、アウトドアといえばキャンプですよね。家族や友達と外の空気を感じながら過ごす時間はとても気持ちよく、楽しいものです。釣りなどのレジャーやバーベキューなどもキャンプの魅力で、一夏の思い出におすすめのアウトドア体験です。
そんな楽しいキャンプですが、キャンプは大勢で行くものと思っていませんか。キャンプには行きたいけど友達と予定が合わないなどで諦めてしまいがちでしょう。一人だからとキャンプを諦めているそこのあなた。ソロキャンプという言葉をご存知でしょうか。
ソロキャンプは文字通り、一人でするキャンプです。一人だからこそできることや自由に使える時間など魅力いっぱいです。一人となるとキャンプ道具などしっかりとした準備が必要です。今回は、ソロキャンプ初心者の方に向けて、これだけあれば安心なキャンプ道具をご紹介していきます。
ソロキャンプに挑戦しよう
ソロキャンプには、一人だからこその魅力があります。自分の予定を見て行きたい時に行くことができたり、キャンプでやってみたいことに挑戦したり、一人の時間で考えを巡らせたりなど自由きままにキャンプを楽しむことができます。
自由な反面、当日までの準備や当日のセッティングなどを全て一人でやらなければいけないので不安もあります。特にキャンプ道具は何を揃えたらいいか迷います。これだけあれば安心な道具リストを見ていきましょう。
ソロキャンプ初心者だけど道具は何が必要?
キャンプの道具には、大きく分けて寝床やくつろぐスペースを作る道具と食事の道具に分かれます。その他にもあると便利な道具もあります。ソロキャンプ初心者の方はチェックリストとして参考にしてみてください。
寝泊りに必須のキャンプ道具
テント
テントは寝床やくつろぐスペースになるので、欠かせない道具です。1人用の小さなテントを持っていきましょう。入口の部分をひもで固定して屋根にできるタイプのものであれば、食事や調理スペースにもできるのでおすすめです。
荷物を入れるスペースや重量などを考慮して軽いテントを選んだり、万が一の雨に備えて防水性やフライシート付きのテントを選んだりなど、目的や用途に合わせて選んでみましょう。
マット
テントを張る場所は地面ですので、固く、でこぼこしているなどくつろぐためにマットが活躍してくれます。寝袋とセットで使う場合は、断熱性や滑り止めなどのあるマットがおすすめです。
自分で空気を入れるタイプのマットは、収納する際はコンパクトに収まりスペースを取らないので、心配で荷物が多くなりがちなソロキャンプ初心者にも心強い道具です。
シュラフ
シュラフとは、寝袋のことを言います。春から秋用、冬用など季節に合わせたタイプがあるので、キャンプの時期に合わせて選びましょう。
生地やチャックで温度調節できるものなど種類がありますが、夜は冷え込むので、念のため暖かく寝られるシュラフがおすすめです。
ランタンなどの明かり
ランタンは夜の明かりに必須の道具です。寝る前の明かりや食卓の明かり、夜の道を歩く時の明かりなど様々な場面で役に立ちます。
ソロキャンプであれば、テントでくつろぎながら物思いにふける時間や外を散歩する時などの相棒です。懐中電灯やヘッドライトなども場面に合わせて活用できるので持っていくと便利です。
食事に必須のキャンプ道具
テーブル・チェア
食事やくつろぎの時間のために、テーブルとチェアも必要です。テーブルは折りたたみのできるコンパクトなテーブルだと持ち運びにも食事のスペースにも便利です。
チェアは、ゆったりと足を伸ばしてくつろげるタイプのチェアや収納に便利なコンパクトチェアなど好みに合わせて選びましょう。食後や昼下がりの時間の気持ちよさを味わうには足を伸ばせるタイプをおすすめします。ソロキャンプ初心者の方は外で思いっきり足を伸ばしてキャンプの魅力を全身で感じましょう。
グリルなどの熱源
キャンプといえば、やっぱりバーベキューですよね。ひとりバーベキューは食べたいものを自分のペースで焼いて、お酒を飲めるので最高です。お肉や野菜を焼くためのグリルやコンロなどの熱源を準備しましょう。
炭や着火剤も持っていけば、炭火でのバーベキューも楽しむことができます。焚き火グリルは、暖をとることもできるのでおすすめです。電源のあるキャンプサイトであれば、電子コンロなども使えるのでキャンプ場の設備を確認しておきましょう。
調理器具・食器
食事のためには、調理器具や食器も必要です。便利なキャンプ調理器具には、スープを作ったり、ごはんを炊いたりできるクッカーなどがあります。また箸やスプーンなども木の素材を使ったアウトドアらしいものを使うとキャンプを存分に楽しめるのでおすすめです。
家から持ってこられる調理道具も活用して、楽しくて美味しいキャンプごはんを味わいましょう。
ソロキャンプの充実に道具をプラスしよう
バーナーで至福のコーヒーを淹れよう
食後のコーヒーや星を眺めながらのコーヒーはキャンプの醍醐味の一つです。お湯を沸かすのに便利な道具がガスバーナーです。大自然の中で淹れるコーヒーは普段のコーヒーよりも何倍も美味しいことでしょう。
お気に入りのコーヒー道具やマグカップだけでなく、インスタントコーヒーなどを持っていって至福のひとときを過ごしましょう。
スピーカーから流れる音楽でアウトドアを彩ろう
一人で静かに過ごすのもソロキャンプの魅力ですが、ふと寂しくなることもあるでしょう。特にソロキャンプ初心者の方は心細く感じる瞬間があります。そこでスピーカーなどを使って、外でお気に入りの音楽を楽しんでみましょう。
大好きな音楽を大自然の中で独り占めでき、自然と楽しくなってきます。プレイリストなどを作っておくとキャンプの雰囲気づくりができるのでおすすめです。
ただ音が迷惑になることもあるので周りのキャンパーの方や夜などの時間などに配慮しましょう。
道具はレンタルするのも一つの手
キャンプ道具は、自分で用意する以外にもレンタルする方法もあります。最近では、ソロキャンプセットなどを扱っているキャンプ場もあるため、最低限の道具でもキャンプをすることができます。
バーベキューセットなどシーン別のレンタルもあり、道具一つからのレンタルもできます。予算や持っていける道具と相談してレンタルを活用してみましょう。キャンプ場ごとにシステムが異なるので、行く前に一度キャンプ場のサービスを確認しておきましょう。
初心者でも安心!道具を揃えていざソロキャンプへ
最低限のキャンプ道具を揃えることでソロキャンプ初心者でも存分にキャンプを楽しむことができます。基本の道具でソロキャンプに慣れて、道具をプラスして自分なりのソロキャンプスタイルを見つけていきましょう。