夏の一大イベントに花火大会があります。家族やグループ、カップルなどで楽しむ夜の花火はきれいで夏を感じさせてくれます。花火大会へのワクワクした気持ちや会場の盛り上がりもあって、夏の暑さも忘れてしまいそうです。
夏の暑さは花火大会が行われる夜にもまだまだ残っています。立ったまま花火を見たり、露天を歩いて回ったり、浴衣を着ていたりなど身体が暑くなりやすいので、熱中症への注意が必要です。
今回は、この夏花火大会を楽しむあなたへ、花火大会に潜む熱中症の危険について、熱中症対策をご紹介します。
花火大会に潜む熱中症に注意
花火大会では、夏の暑さをつい忘れがちで熱中症のリスクがあるので注意が必要です。花火大会に向けた場所取りや楽しみにしていた花火デートなどせっかくの楽しみをなくしてしまわないようにしっかりと熱中症対策をして、花火大会を満喫しましょう。
花火大会で熱中症になってしまう原因って?
花火大会で熱中症になってしまう原因にはいくつかあります。当たり前のことでも花火大会の雰囲気やうきうき気持ちで忘れがちになってしまうので、原因をおさえておきましょう。
花火大会では水分や塩分が不足しがち
花火大会では水分補給をつい忘れがちになってしまいます。飲み物を買う場所が少なかったり、身軽な服装で行ったりなど環境面でも準備の面でも熱中症になりやすくなってしまいます。
アルコールを飲む方も多いでしょう。アルコールは利尿作用があるため、水分不足のきっかけともなります。お茶も同様ですので、アルコールとお茶以外の飲み物を持っておくと安心です。
体調も熱中症の原因に
暑さによる体力の消耗や水分不足は体調によって影響が大きくなります。暑い夏に長時間立っていたり、歩いていたりすると気づかぬうちに疲れてしまうので、体調の管理は熱中症対策に大切です。
花火大会の場所取りの際も熱中症に注意
花火大会中だけでなく、場所取りでも熱中症の危険があります。花火大会が行われる夜よりも気温が高く、同じ場所で日射しに当たり続けることになるので、熱中症対策なしで場所取りを長時間するのは危険です。
人気の花火大会になるほど、開場前から長時間場所取りをして待つことになります。場所取りのブルーシートだけでなく、日射しを防ぐものや涼むアイテムで熱中症対策をしましょう。帽子や日傘などの日よけやリラックスして場所取りできるイスなどがあると熱中症のリスクが減るので、ぜひ用意しましょう。
花火大会でしておきたい熱中症対策
花火大会で熱中症になってしまう原因には、水分不足や体調などがあることがわかりました。場所取りでの熱中症は見落としがちですので対策が必要です。具体的な熱中症対策を見ていきましょう。
わすれがちな水分補給が大切
水分補給を忘れずに行いましょう。夜とはいえ、暑さは残っていて思ったよりも汗をかき消耗しているものです。先にアルコールやお茶の利尿作用に触れました。アルコールやお茶だけでは、汗と合わせて身体から水分が出てしまいます。
水分と合わせて塩分も大切になるので、スポーツドリンクがおすすめです。花火大会に雰囲気でビールなどを飲みたくなる気持ちになると思いますので、スポーツドリンクは常備しておくと良いでしょう。
服装や涼みアイテムで対策
暑い夏に合った服装で体温調節をできるようにしましょう。夜だからといって厚着をしていると、意外に暑い気温や会場の熱気で暑くなり、汗をかき熱中症につながってしまいます。
時間の経過や動かず花火を見ている間は汗が冷えたり、気温が下がったりなども考えられるので、脱ぎ着しやすく羽織れる上着を持っておくと暑さにも肌寒さの両方に対策できるでしょう。
服装だけでなく、涼しくなるアイテムも便利です。花火大会にぴったりなうちわや携帯型の扇風機、首にまく氷のうなど熱中症対策に便利なアイテムが多くあるので、どれか一つでも持っておくと安心です。
楽しみな花火大会に向けて体調管理をしよう
夏の風物詩の花火大会は前日ともなると楽しみになって眠れなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。特に家族で行く方はお子さんの睡眠などの体調管理には気を配りましょう。
風邪などももちろん、暑い屋外ではさらに悪化してしまったり、体調が悪く楽しめなくなったりなどせっかくの花火大会が辛い思い出になってしまうので、睡眠以外の部分でも体調管理が大切です。
熱中症対策で花火大会を満喫しよう
せっかくの花火大会も熱中症になってしまうと台無しになってしまいます。楽しみにしていた夏の家族の思い出づくり、大切な人とのデートなどが熱中症でなくなってしまうと、自分も相手も悲しい気分になります。水分補給や体調管理などの熱中症対策をして、安心できる場所取りやデートで、最高の花火を満喫しましょう。