小さい子どもさんを持つお母さんにとって、運動会は最大のイベントと言えますね。
家族だけではなくおじいちゃん・おばあちゃんも招待してお弁当を囲んだり、また周囲のお弁当とつい比べてしまう...なんてこともあるのが運動会の醍醐味です。
わたしも3人のこどもたちが小学生の頃は何日も前からお弁当のメニューを考えては頭が痛くなりました。フルタイムで仕事もしているので、時短で出来るけれど見栄えのいいおかずや手を抜くととこは抜く方法をみつけていきました。
今回はそんな忙しいお母さんにズボラもしつつ時短でおいしいお弁当の作り方をご紹介していきます。
量に悩み気を遣う運動会のお弁当
運動会を言えば家族に加えたくさんの人が応援に来てくれますよね。普段は2.3人分のお料理に慣れている人にとっては量に気を遣うし、最近は特に日差しの強い中での運動会が開催されているので食中毒などにも気を遣います。
出来るものは、前日のうちに作っておいたり夕飯を多めに作りリメイクすることで効率よく当日のお弁当作りにも取りかかれます。前日準備しておくとよいことを見ていきましょう。
夕飯をリメイクしてお弁当に活用しよう
仕事終わりにお弁当のおかずより先に考える事といえば夕飯ですね。残業後などは特に憂鬱になりがちですが、夕飯のおかずからのリメイクで運動会のお弁当おかずも作ってしまえば、当日の朝慌てずにすむでしょう。
そこで時短でリメイクできるおかずを見ていきます。
前日に時短でリメイクできる煮物
煮物は前日から作っておくと味が染みておいしくなりますね。
しかし仕事から帰って煮物の下準備は大変です。おじいちゃん・おばあちゃんも喜ぶ煮物はおすすめですし、常備菜として時間のある時に作って冷凍しておくと、より効率よくお弁当を作ることが出来ますね。
それでは夕飯とお弁当をかねて作ってみましょう。
煮物からの夕飯編
リメイクする煮物には筑前煮やひじきの煮物、きんぴらごぼうなどたくさんあります。
特に筑前煮はたくさんの野菜に鶏肉などもはいっているのでお弁当には最適です。筑前煮のリメイクには【カレー】や【具だくさんお味噌汁】などがあります。
多めに作っておいて夕飯とお弁当に違うお料理として登場させてみましょう。
煮物からの揚げ物編
揚げ物はメインのおかずとして大人から子どもまで喜ばれています。から揚げなどが一から作る揚げ物も定番ですが、リメイクできる揚げ物はたくさんあります。
煮物をつかって簡単においしく仕上がる揚げ物は【春巻き】や【スコッチエッグ】【メンチカツ】です。
夕飯のきんぴやごぼうや煮込みハンバーグを多めに作り春巻きの皮にきんぴらを包んであげたりハンバーグの種をうずらで包んでパン粉をつけてあげるとボリュームのあるおかずになります。
煮物からのご飯編
煮物は味が濃くおにぎりや炊き込みご飯の具材といても最適です。
ひじき煮をご飯に混ぜて当日おにぎりにしたり、手羽元と野菜の煮物から手羽元の骨をとり一緒に煮込んでいる人参や三度豆などを細かく刻みお米と一緒に炊くことでおいしい炊き込みご飯が完成します。
忙しい時間に一品でも多くのおかずを作りたいママに炊き込みご飯は強い味方ですね。
煮物をお弁当にするときの注意点
前日から準備も出来て種類も多い煮物ですが、注意するところも何点かあります。
まず、当日の朝必ず一度火を通しましょう。温めることでほくほくとした食感がでますし照りも出ますので見栄えも綺麗な煮物になるでしょう。
次に、おにぎりや混ぜご飯にする時は水分を飛ばしましょう。
きんぴらなどの根菜を使った煮物は比較的水分は少ないですが、ひじきなどは水分の多めな煮物ですので、水気を切ってからご飯に混ぜましょう。
他に味見をすることは必須ですが、必ず小皿にとって食べてみましょう。また、お弁当に詰めてみて隙間が出来てしまった時などの為に普段から煮物を小分けして冷凍しておくと慌てずにすみますね。
まとめ
ここまでお弁当にぴったりの煮物についてご紹介してきました。仕事と家事に追われてしまうと考えるもの面倒ですし、つい簡単なものにおかずの重点をおいてしまいますが煮物はレパートリーの多いおかずです。
1. 煮物から揚げ物やご飯もの夕飯までリメイクできる
2. 数日前から常備菜として作りおき出来る
3. 煮ている間に他のことにも手が回る
4. ひとつの煮物から何品もの違ったおかずが作れる
前日からあれこれと悩んでしまって当日に慌てることがないように、まずは何品か煮物を作っておけば安心ですし煮物から違ったおかずを考案してみるとお料理が楽しくなります。
運動会は、子どもたちはもちろん家族にとっても一大イベントです。当日の朝、ママが慌ててイライラするようなことがないように余裕を持っておいしいお弁当を作り楽しい日にしましょう。