お子さまが嘔吐したとき、慌てて水分補給させていませんか?正しく水分補給させないと吐き続けてしまうこともあります。調べていると自分自身が感染性胃腸炎になり嘔吐が続いたときの水分補給の方法は間違っていたな、と思いました。
わたしが嘔吐し続けていたときは脱水症状になることを心配して、水分摂らないと!と思い、水を飲みました。口が気持ち悪かったのでうがいをしてそのまま水分補給をしました。しかし、この水分補給は嘔吐後にするものではなかったです。
その後も何度か嘔吐してしまって苦しい思いをしました。この間違いは子供の場合でも同じです。きちんと嘔吐後の水分補給の方法を知っておかないと、お子さまを余計に苦しめてしまうことになるかもしれません。
嘔吐後すぐに飲ませるのは間違い?
すぐに水分補給をするのは間違いです。正しくは、嘔吐後1~2時間なにも口にさせずゆっくりさせてあげます。ゆっくり休んでからスプーン1杯の水分補給からはじめましょう。
その後10~15分間隔でスプーン1杯の水分補給。これを時間かけて何度も繰り返してください。3時間程度続けて症状が悪化することがなければ1回で飲ませる量も少しずつ増やしましょう。
わたしは嘔吐後すぐに冷たい水を飲み、冷たい水で胃が刺激されて再び吐き気に襲われたのだと思います。すぐに、冷たい水。すべてが間違いでした。
何を飲ませてもいい?
一番いいのは経口補水液です。冷えているものは胃を刺激してしまうので常温のものを飲ませてください。嘔吐することで電解質(体液の成分)も吐いてしまうので、体液に近い経口補水液がいいのです。
ドラッグストアに500mlのものや、子ども用の小分けになっているものが売ってあります。経口補水液を買いに行けない場合は家でもつくることができます。
作り方は簡単です。
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- お湯 500ml
- 塩 1.5g
- 砂糖 20g
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これをよくまぜて飲みやすい温度で飲ませてあげてください。
正直、ぜんっぜんおいしくないです!お子さまの好みに合わせてレモン汁などですっきり味をつけてあげるのがいいかもしれません。
まとめ
1. 嘔吐後しばらく何も口にさせず、少量の水分を間隔をあけて何回も飲ましょう。
2. 経口補水液を飲ませましょう。
お子さまの水分補給は大人がさせてあげますよね。具合が悪くて苦しい思いしているわけですし、パパやママが正しい水分補給方法を覚えておいて気を付けてあげたいですね。
わたしは自分が結構しんどい思いをしたので、娘にはあんな思いさせないようにちゃんと正しい方法を覚えておいて、慌てずゆっくり水分補給させようと思っています。
ずっと元気でいてくれるのが一番なんですけどね!どうしても具合がよくならない、または悪化した場合はかかりつけの小児科につれて行ってあげてくださいね。