38週間にも及ぶ妊娠期間と出産を経て1ヶ月、そろそろ赤ちゃんを外の空気に触れさせていく時期だというお母さんがおられるでしょう。いわゆる外気浴ですが、初産のお母さんには何からすればよいのか疑問や心配事がたくさんあると思われます。
日光浴との違いや外気浴の時間はどのくらいなのか、日焼け止めは必要なのかといった事柄についてこの記事で解説しています。
赤ちゃんの外気浴は何をすればいい?気を付けるべきことは?
外気浴を始める時期は生後1ヶ月を過ぎた頃を目安にします、文字通り赤ちゃんを外気に触れさせることが目的です。最初は部屋の窓を開けて5分くらいを目安に、外気に触れさせことから行います。
そんなちょっとで良いの?と疑問に思われるでしょうが、昼夜の区別や呼吸器系の発達などを促し、これから生活していくために必要なことを赤ちゃんの体に覚えさせることが目的なので最初は慣らし運転のような感覚で十分です。
外気浴は生活リズム全般を整える、慣らし運転のようなものと書きました。これは赤ちゃんだけでなく、育児をする母親にもあてはまることです。産後しばらくのあいだ、母親は赤ちゃんと寝たままになります。外気浴をすることで、母親は体調を整えたり軽い散歩も兼ねた気分転換にもなります。
ですが母親の体調がまだまだ整わない場合もあります、そんな時は父親の出番です。私は生活リズムが不規則でして、仕事の都合によって昼に寝ていたり明け方まで起きていたりすることが当たり前でした。
妻が疲れているので、私は仕事帰りの深夜に息子を連れてベランダから夜空や町並みを眺めたり、夕方に起きた時に近所を軽く歩いてみたりしたものです。私の場合はこんな感じでした、父親が育児をする良い機会となりますね。
最後に外気浴の注意点ですが、
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- 夏冬の寒暖が激しい時期や日差しのきつい時間帯など激しい刺激となる場面は避けること。
- 赤ちゃんの首がすわるまでは縦抱っこして、近所を軽くぐるっと回る程度にすること。
- インフルエンザやノロウィルスの心配があるので、人ごみは避けるようにすること。
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まずはこれらに注意していれば、徐々に赤ちゃんは状況に慣れていきます。
外気浴に日焼け止めは必要?何を選べば良い?
赤ちゃんの外気浴に日焼け止めは必要なのか、どのようなものを選ぶようにすれば良いのか順番に説明します。まず日焼け止めですが、外気浴を始めたばかりの頃はあまり意識しません
そもそも外気浴は最初は長くて5分程度なので、UVカットの薄い布をかけたりすれば日焼け止めを塗る場面が無いからです。日焼け止めが必要になってくるのは、生後3ヶ月ぐらいで外気浴も30分ぐらい出かけるようになってからです。
基本的にベビー用と記載されていれば問題ありませんが、赤ちゃんが敏感肌であった場合など個人差によっては無添加の日焼け止めを使う場合もあります。あとは使用後に簡単に洗い流せるものを選ぶと、外気浴から帰ってきた時の後片付けが楽になります。
最近の日焼け止めはSPFやPAといった表記のあるものがありますね、SPFは紫外線を防ぐ値で低いものを選び、PAは紫外線をカットする値でプラス数値の高いものを選びます。外気浴に使う場合は、SPF20程度を目安にしておけば問題ないです。
では、いつどのタイミングで日焼け止めを使うか、私の息子の時の場合ですが一例として参考になればと書いてみます。
日焼け止めを塗るよう気をつけていたのは、0歳の頃の5月から9月半ばまでです。息子は5月に外気浴を始めたのですが、実際に日焼け止めを塗ってまで出かける頻度はあまりなく、こまめに塗っていたのは1歳を過ぎてからでした。
私の息子の場合、外気浴を始める月齢だと日焼け止めを塗るような時間帯に外出はしないので、日焼け止めそのものを使う頻度が少なかったと思われます。
まとめ
1.外気浴は母子ともに良い刺激と気分転換、ただし日差しと人ごみは避けること。
2.日焼け止めは赤ちゃんへの負担が少ない物を選ぶこと。
初めての赤ちゃんとの外気浴ですが、この2つに気をつければ心配ないですよ。
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